【会 場】十和田ビジターセンター

【期 間】令和7年10月20日(月)~令和7年11月30日(日)

 文化4年(1807)の秋に十和田湖を訪れた菅江真澄は紀行文『十曲湖』に、

 その美しい風景を描きました。

 鮮やかな色彩と繊細なタッチで描かれた、神戸市立博物館所蔵『十曲湖(原本)』

 の画像を印刷して展示し、真澄が歩いたルートや当時の暮らしを紹介します。

菅江真澄が十和田湖を訪れたのは新暦9月下旬~10月初旬。

桂の黄葉が甘く香り、湖畔が鮮やかな紅葉に包まれる美しい季節でした。

豊かな色彩と精密に描かれたスケッチ、そして地元の人々に寄り添いながら

詳細に記された随筆は当時の自然風景や暮らしを伝える大変貴重な資料です。

十和田湖にお越しの際はぜひビジターセンターにお寄りください。